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2006年 09月 28日
土曜日の夜行バスに乗って一路、カハマルカへ。
![]() Baño del Inca(インカも入ったといわれる温泉)や、Ventanillas de Otuzco、Cumbemayoなどの考古学遺跡めぐりを満喫してきました。友人にすすめられたいくつかの観光スポットを訪れましたが、特にピザ屋(プラザ近くのBaca Loca)が最高でした。あんな旨いチーズははじめて!カハマルカは牛乳の国内生産第二位の土地。さすがに乳製品は何を食べても旨かったなあ。だから二日目の朝食をとった店でCafe con Leche(カフェオレみたいなもの)の「牛乳がない」って言われたときは泣きそうになった。 ![]() カハマルカで二日過ごした後、友人が仕事をしているKuntur Wasiにもお邪魔させていただき、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。十年以上前から行ってみたかったKuntur Wasiの素晴らしさは写真などではわからないね。「コンドルの館」というだけあって、立地がすごい。夜は飲みながら(研究上の)悩みなんか聞いてもらっちゃったりしました。僕なんかよりもずっと研究生活の長い友人の言葉には重みがあります。どうもありがとう。 ![]() Kuntur WasiからPacasmayoへ降りる途中、Tembladeraに寄るつもりでしたが、前日の酒が抜けずバスの中で完全にダウン。足元がふら付いて立ってるだけでキツい。今後の週末にリベンジすることを期して、急遽予定を変更。昨晩遅くにFerreñafeに戻りました。せっかく、貴重な考古学資料とかもいただいたのになあ...。 ![]() 体調が戻った今、今度はリマに向かいます。 ■追記 下の写真はCajamarcaからChileteへ向かう途中に遭遇した、バスの横転事故。一時間以上立ち往生しました。どの車もカーブが続く山道で、恐れを知らぬ10代の走り屋のようなコーナリングをするからね。怖ェって。 ![]()
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by gocito02
| 2006-09-28 18:26
| PAS 2006
2006年 09月 19日
●9/18
夜のミーティングはいつももちろんスペイン語で行われますが、これまでは話すときだけいつも英語で勘弁してもらっていました。ペルーの学生は聞くだけなら英語でもなんとかオッケーという人が多いので、それに甘えて。ですが僕も今年でもうペルー経験四度目。そろそろスペイン語に移行せねばという思いが日に日に強まっており、今日は思い切って全部スペイン語で話してみました。「そんなのあったりめーだろボケ」という声が聞こえてきそうですが、僕にとっては合衆国で生き残るためにも常に英語(ていうか、むしろ英語そのものより英語を使った研究活動)が最優先で、スペイン語はついつい疎かになっていたのですよ。だから今回の試みは僕にとっては大きな一歩。短い報告だけだったので、大したもんじゃありませんけどね。もちろん次回以降もスペイン語で。というわけで寝る。Hasta mañana. ●9/19 今日は僕の愛娘、リョウ・メロディの誕生日。大きな怪我や病気もせず、無事に一歳の誕生日を迎えられたことを心から嬉しく思います。日ごろからお世話になっているみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。家族と一緒にお祝いをできないのは残念だけれど、仕方ないね。赤道の反対側から特大の愛をこめて。 ●9/20 はじめてチリモヤを食べました。相棒に食べ方を聞いたら、「手で割って食べる」って。豪快にガバっと手で割ってかぶりつく。ちょっと変わったテクスチャーなんですけど、日本には似た果物ないなあ。いいねー。甘いだけじゃなく、ほんのり酸味があって、美味いねー。先週のペピーノは失敗だったけど、これは気に入りました。次はプマ・ロサを試したい。 先週末、市場でルクマを探していたら、売り子のおばはんに「まだ季節じゃないヨ」って言われたー。無知さらしまくりー。あと、マンゴーが並び始めたようです。マンゴーも美味いよね。もう少ししたら、買ってみようと思います。 ●9/21 毒蛇ー!現地人曰く、「これはかなりヤバイ。噛まれたら死ぬよ」だって。 ●9/22 僕が作業しているところは何故かヤバイ生き物ばかり出現します。昨日の毒蛇に続き、今日はサソリ。マジ怖えーって。あったま来たので、毒針のある尻尾をちょん切ってやりました。どうだ馬鹿野郎。 ![]() ●9/23 今晩、夜11時前のバスでカハマルカに発ちます。さらに木曜日からはリマに行く予定。
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by gocito02
| 2006-09-19 00:39
| PAS 2006
2006年 09月 14日
●9/11
一緒に発掘している七歳年下の相棒は運動系が苦手らしく、シャベルなどの道具をあまり上手に使えない。なのに今日、「おめーの方が若いんだからよーツルハシ持てや」って無理やりやらせたら、ホントに全然できなくて労働者のみんなの前で恥かかせちゃった。そんなつもりはなかった。悪かった、許せ。 でも言い訳じゃないけどさ、数日前にも書いたように、考古学徒は発掘の記録だけでなく土を触ってナンボ、道具もしっかり使えてナンボだと思っています。だから自信なくても、下手糞でもなんでも、出来るようになる努力が必要なんではないかと。だから恥かかせついでに、またやらせようと思います(笑)。恥かくのは一回も二回も一緒だろ。 ●9/12 今月末の一週間、発掘作業がお休みになるので、それに合わせてカハマルカへ小旅行へでかけようかと考えています。相棒はリマへ帰省するようなので、一人旅。これまでの発掘経験が海岸地帯ばかりだったため、クスコ~マチュピチュへ一度行っただけで、山のことはほとんど知りません。特に北高地は未踏。 カハマルカといえばまず思い浮かぶのが温泉。インカも浸かった温泉。まずここでゆっくりして疲れをとりたい。マチュピチュ遺跡のふもとにあるアグアス・カリエンテスの温泉はめちゃくちゃぬるかったけれど、ここは違うみたい。早朝に訪れるのがオススメとのことなので、前日の夜にカハマルカ入りしたいね。 温泉を満喫したら、近隣の考古遺跡めぐりをします。まだ行ったことのないクントゥル・ワシ遺跡には是非行ってみたい。友人が現地で仕事しているので、ちょっとお邪魔させてもらう予定。ワカロマやライソン、クンベマーヨにも行ってみよう。ていうか、調子に乗ってワラスまで南下してチャビンデワンタルを見られないだろうか。時間の許す限り、あちこち回ってこようと思います。 ●9/13 今日作業していたら、どこからか日本語が聞こえてきました。「あれ?」と思って見上げてみると、そこには昔アンデス文明研究会でお世話になった杉下さんがいらっしゃる。何年振りでしょう。お友達と遺跡めぐりをしていらっしゃるとか。(考古学的に)とてもマニアックな方で、ペルーのことも考古遺跡のことも考古学専攻の僕よりも知っているんじゃないかな。仕事中だったので、あまりお話しする時間は持てませんでしたが、久しぶりにお会いできてとても嬉しかった。 ●9/14 発掘が始まった頃からずっと気になっていることが一つあります。昼飯のとき、労働者のオッサンたちは2~3のグループに分かれて、それぞれが持ち寄った飯をみんなで一緒につつくんだけれど、最初からずっと一人ぼっちで食ってるヤツがいるんです。歳は僕よりもちょっと上くらい、三十代後半かな。作業中もみんなからからかわれたりしてて、それも愛情のあるからかいじゃないの。なんか嫌な感じ。こういうのはちょっと見るに忍びない。よっぽどオレ等のところに呼んでやろうと思ったけれど、部落の生活では部外者にはわからない事情が色々あるんでしょう。下手な手出しをするわけにもいかず、ずっと黙って見守っています。事態が好転する機会が彼に訪れることを祈って。 ●9/15 今日のお客様はBoAちゃん。いや、マジで。来たって。 ![]() こっちのボアだけどな。
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by gocito02
| 2006-09-14 21:29
| PAS 2006
2006年 09月 08日
●9/6
備忘録。今後試したいフルーツ。 mango ciruelo guanábana puma rosa chirimoya チリモヤはなんだかんだ言ってまだ食べたことがないんですよねー。 ●9/8 日中「あ、これブログに書こう」って思ってもね、夜になるとすっかり忘れちゃうんですよ。暑さのせいですかね、それとも歳ですかね。さて、例によって今日も何を書こうと思ってたのか忘れちゃいましたが、写真をパソコンに吸い出していたら、面白いものがあったので載せちゃう。イグアナです。 ![]() お昼ごはんのサンドイッチを食べてたら、先生が「あ、でかいのいた(スペイン語で)」って。カメラを持って追っかけましたよ。あいつら意外に逃げんの早いね。ダッシュのときはエリマキトカゲみたいに後ろ足だけで走ってた。 ●9/9 前にも書いた気がするけどね、一流の考古学者になるにはたいがい何でも出来なきゃダメなわけですよ。あたまばっかりでも、からだばっかりでもダメなわけ。それはフィールドに出るたびに痛感します。で、最近特に必要だと思うのは、リーダーシップと人身掌握術。ちなみにオレは会社勤めだった頃と同じように、いつでも何に対してでも「自分がリーダー(社長)だったら」という視点で物事を見、考えるようにしています。 でも一番大事なのは観察眼。考古学でも、それ以外でもこれが一番大事。これができればたいがいのことはカバーできるような気がします。考古学コンテクストを見る目があれば、しっかりした報告書や論文の基礎が作れるし、人や組織を見る目があれば、物事をよりスムースに運ぶことが出来る。 っていうか、なにもかも出来るようになってもまだ考古学をやる必要があるんだろうか。...大きな矛盾を発見。 ●9/10 ペピーノ(pepino)という、日本でいうメロンみたいなフルーツ初挑戦。食べてみようと思ったきっかけは、このフルーツがモチェやシカンなどの象形土器のモチーフとして登場することがあるから、それだけ。で、食べた感想。基本はメロンなんだけれど、口に入れた途端、キュウリの青臭さがガーっとしゃしゃり出てくるような、そんな味。まずくはないけれど、ちっとも美味いもんじゃないスね。たぶんしばらく食べないと思う。 ![]() ちなみにフルーツで最近お気に入りなのはカランボーラ(carambola)。ていうか、これのジュース。美味いよ。でもフルーツそのものは酸味が強すぎて、そのままでは食べられないんだそうです。アメリカでもスターフルーツとしてスーパーで見かけるけれど買ったことなかったなー。今度試してみよう。
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by gocito02
| 2006-09-08 18:43
| PAS 2006
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